SPORTS TOPICS 幹事必見!御殿場高原 時之栖・加藤さんが教える「スポーツ合宿のイロハ」 2015.11.12

静岡県はスポーツ合宿にも非常に適した地域です。気候、環境、食事、景観などに恵まれ、サッカーなどの各国代表から数名単位の愛好家まで、あらゆる競技のあらゆる層に利用されています。もちろん、スポーツ合宿のコーディネートに精通した担当者も多数。今回は、県内有数の観光スポットでもあり、スポーツ合宿施設としても有名な「御殿場高原 時之栖」のベテランコーディネーター・加藤弘一朗さんに、スポーツ合宿の始め方から楽しみ方まで、いろいろと気になるところを聞いてみました。
 

学校の部活動、大学のサークル、社会人の草チームや趣味の同好会など、プロ選手ではなくてもスポーツ合宿に参加した経験がある人は多いはず。また、何かスポーツをやっていて、これから合宿をやってみたいと考えている人もいることでしょう。
そんな時に困るのが、「まず何から準備を始めたらいいの?」というところ。そこでまずは、スポーツ合宿の始め方について加藤さんに聞いてみました。

今回お話をうかがった「御殿場高原 時之栖」の加藤弘一朗さん。少人数から100人単位までさまざまなスポーツ合宿の“おもてなし役”として、利用者の満足度を高めるために日々奮闘している

 

【スポーツ合宿の始め方】
1.まず目的をはっきりさせる
ガッツリと競技の練習がメインなのか、練習よりも夜の飲み会や食事が大事なのか、温泉や観光にこだわるのか。目的によって選ぶべき場所や宿も変わってきます。そこはチームの志向や参加者の考え方によって大きく変わる部分。まずはみんなの声を聞いて、合宿の主目的をはっきりさせておきましょう。

時之栖でもっとも利用が多いスポーツがサッカー。清水エスパルスをはじめとする多くのJリーグチームや、2002年ワールドカップ時にはウルグアイ代表も合宿を行なっている。東日本大震災から避難してきたJFAアカデミー福島の活動拠点にもなっていて、サッカー場は自前で20面! を有している


2.大まかな予算を決める
次は、1人1泊いくらまで出せるのか、大まかな予算を決めましょう。
安いところなら1泊2食付で1人5千円台からありますが、食事や部屋はそれなり。
例えば御殿場高原時之栖だと7千円台からと少し費用は増しますが、食事はバイキング形式でかなり充実し、天然温泉や夜のイルミネーションなどもあって満足度は上がります。御殿場プレミアムアウトレットや富士山も近いので観光も充実。合宿の主目的も考慮しながら、大まかな予算を先に決定しましょう。

 

夏と冬に行なわれるイルミネーションも時之栖の大きな売りもの(写真は冬バージョン)。
昼間だけでなく夜間もリゾート気分を味わうことができる(写真提供:(株)時之栖)

 

3.宿の予約をする

上の2つが決まれば、宿の候補はかなり絞れてくるはず。あとは何軒か候補を挙げ、それぞれに電話して相談すれば、自分たちの希望に合う施設かどうか分かるはずです。

スポーツ合宿を数多く受け入れている施設であれば、多少変わった要望にも対応してくれることが多いので、先に宿を決めてしまっても意外に大丈夫。迷っているうちに予約が埋まってしまうほうが悲劇です。

加藤さんからは「時之栖では御殿場以外にも合宿に対応した施設が県内各所にありますので、ぜひそちらにもご相談ください」とのコメントも。

パオ風の個室が並ぶ時之栖の「スローハウスヴィラ」。1棟に6名まで宿泊でき、スポーツ合宿にもよく利用される
 

50~100名規模で貸切利用できる時之栖の「ブータンハウス」(写真は玄関ホール)。1人あたりの予算を抑えることができ、体育会や部活の合宿などによく利用される
 

4.練習場を確保する
サッカーならグラウンド、室内競技なら体育館というように練習会場の確保も欠かせません。宿泊先が自前で施設を持っているケースばかりではないので、その場合は少し注意が必要です。
基本的に、練習場の予約は宿にお願いできることが多いのですが、行ってみたら連絡不足で予約がちゃんと入っていなかったという事態も起こりえます。事前の確認はしっかり済ませておきましょう。
また、練習場への移動手段も要確認です。「宿から離れている場合は送迎バスがあるのかどうか、自力で行くなら時間や運賃はどのぐらいかかるのか。これも見落としがちなポイントです」と加藤さんも強調しています。

 

5.食事の手配をする
朝食と夕食は宿泊とセットになっていることが多いですが、そのグレードをどうするのかも大きなポイント。
例えば時之栖であれば、夕食を「バイキングレストラン 麦畑」にアップグレードすれば、地ビールが飲み放題で、牛ロースのステーキをはじめとする料理も食べ放題。価格アップ以上の満足感が味わえます。
もし大人数で宴会をしたいのであれば、そのスペースがあるかも確認しておきましょう。
また、昼食の手配も忘れてはいけません。時之栖のように宿の方で弁当を手配・配達してくれる施設もあるので、そのあたりも要チェックです。

「バイキングレストラン 麦畑」の料理の一例。その他に、目の前で焼いてくれるステーキなど品数が多く、地ビールも飲み放題。
通常の宿泊から1,000円を追加すれば、こちらにアップグレードできる

 

【スポーツ合宿をしよう!】
リゾート+趣味という贅沢

以上の5要素さえ整えば、あとは何とかなるものです。
気候が温暖で、晴天日数も多い静岡県。サッカーやテニス、ゴルフなどのメジャーな競技だけでなく、さまざまなスポーツ合宿ができる環境や施設が、県内全域に豊富に揃っています。
加えて、御殿場や富士山周辺、伊豆半島などがある静岡県東部地域は、首都圏からの距離が近く、それでいて都会とは違う非日常を味わうことができます。世界遺産・富士山を背景に、海の幸・山の幸が楽しめ、温泉も豊富。特に近年は貸切バスの料金が以前より高騰しているので「首都圏から近くて、交通費を抑えられる」というのは大きなメリットです。
一方、名古屋などの中京圏からは浜名湖などがある県西部地域が近くて便利。山梨や長野など海のない県からは、清水や焼津など県中部地域に出れば駿河湾を望むことができます。


スポーツ合宿の醍醐味は、旅行の楽しみと趣味(スポーツ)の楽しみが両立できること。同じスポーツを愛する仲間と一緒にプレーを楽しむだけでなく、食事や温泉などでリゾート気分も同時に味わえる。これってとても贅沢なことだと思いませんか?
加藤さんのアドバイスを参考に、ぜひお仲間で静岡県にスポーツ合宿に訪れてください。

                      
 

 
 

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