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背景を探す静岡市旅~アニメ舞台にも選ばれたご当地スポット 前編~

観光地を選ぶ理由はさまざまですが、近年はアニメやドラマファンの観光客による【ロケ地巡り&舞台巡り】に注目が集まっています。

 

実写映画やドラマであれば舞台となった景色、つまりはロケ地を特定して登場人物たちを想いながらの観光は、以前からあった文化だと思います。

 

しかし、実写ではない創作された背景であるアニメ―ションから元ネタとなった景色を探すのはより難度が高く、コアなファンが情報を出し合って探すのが一般的でした。

 

そんな中で、近年はご当地を舞台にしたアニメも少なくなく、初めからある程度の候補地が絞れている作品もあります。そんな【ご当地舞台アニメ】が静岡県には意外と多く、地域創生の形としても度々話題に上っているのです。

 

今回はそんなご当地舞台アニメにまつわるスポットを静岡市の中から探し、巡っていきたいと思います。

静岡鉄道・長沼駅すぐ傍にはバンダイナムコホールディングスの子会社・BANDAI SPIRITSの工場、バンダイホビーセンターがあり、いわゆるガンプラ(機動戦士ガンダムシリーズのプラモデル)工場と呼ばれています。

 

宇宙が舞台であるガンダム各作品には直接静岡が登場する機会は無いものの、ガンプラを戦わせるストーリーで話題になったアニメ【ガンダム ビルドファイターズ】シリーズでは、この工場が描写されるシーンもあり、プラモデルファンを含む定番のファン観光スポットです。

 

今回の核心であるアニメ舞台巡りとしては少し遠いスポットですが、静岡市としてもホビーの町としてプラモデルを観光資源にしているため、まずは分かりやすくこちらを紹介しました。

 

ガンダム以外でも静岡県が登場するロボット作品は多く、【マジンガーZ】は富士山麓に基地があり、【大空魔竜ガイキング】の基地は御前崎灯台そのものなど、県内各地にスーパーロボットが潜んでいるようです。

 

 

では本題に入って、静岡市が舞台となり観光目的としてファンが訪れているスポットを紹介していきます。景色だけ採用されたアニメ、設定から静岡市が舞台のアニメとパターンはさまざまですが、今回は後者、ストーリーから静岡に関係している作品を選びました。

静岡市内唯一の世界遺産、三保松原です。三保松原を舞台に選ぶ作品は多く、手塚治虫の【火の鳥 羽衣編】や【妖しのセレス】など、ストーリー自体に天女伝説が絡んでくる作品は多くのシーンで三保の景色が描かれています。

 

登場人物の出身地としてご当地グルメネタも含め大々的に使用された【KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-】や、観光スポットとして旅行シーンに使われた【モモキュンソード】など、富士山と松林が絵になる景色であったり、有名観光地であるゆえに採用された例もあります。

 

三保半島に実在する高校「県立清水南高校」を舞台にした2016年放送のアニメ【ハルチカ】では、静岡市協力の下、ロケハンが行われ、市内各地のスポットが背景として登場しています。

 

県立清水南高校は原作者である初野晴(はつのせい)さんの母校であり、地元を舞台にした作品として小説でも静岡市内の情景が浮かぶ文章が綴られています。実写映画化もされ、そちらも清水でロケが行われました。

【ハルチカ】のアニメ7話では清水区村松の龍華寺(りゅうげじ)が登場人物の実家として描かれ、緑豊かな庭や大きな本堂などがリアルに描写されていました。アニメの画像を貼れないので、比較は本編を見ていただくしかないのですが、上の写真はアニメに登場したカットの再現撮影です。

 

こちらも同作10話で登場した、葵区の駿府城公園・北御門橋の再現撮影。地元の人間である私達なら登場した瞬間に場所が分かったほどしっかり再現されています。

 

自分の見知った場所が作品の舞台になるだけでも熱いものがありますが、実際にシーンを思い返しながらその場をまわること自体に価値があり、初めて観光する人なら特に作品舞台として&観光地としてと、倍楽しめるのではないかと感じました。

 

葵 桜玖耶(あおい さくや)

高校在学中に趣味でご当地PR活動を始める。静岡市内の観光案内所勤務の経験や、食べ歩き趣味をネタに市内情報を幅広く紹介中。静岡市観光&グルメブログ『みなと町でも桜は咲くら』やSNSにて、お得なランチ情報を中心に毎日更新を続けています!

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